早すぎる孤独死
2010-01-13


早すぎる孤独死
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女性一人の孤独死が目に付く。

女優の大原麗子さん(本名同じ)が、2009年8月6日に東京都世田谷区の自宅で死後2週間以上経過の遺体で発見された。死因は、不整脈による内出血で、享年62歳。

タレントの飯島愛さん(本名・大久保 松恵=おおくぼ まつえ)が、2008年12月24日に東京都渋谷区の自宅マンションで遺体で発見された。死因は肺炎で、享年36歳。

はるか昔には、女優で公明党参院議員の沢(さわ)たまきさん(本名・山本昌子=やまもと・まさこ)が、2003年8月9日午前3時ごろ、東京都千代田区紀尾井町の参院議員清水谷宿舎2階の女性用共同浴場から湯があふれ出ているのに気付いた宿直職員が、沢さんが洗い場でうつぶせに倒れているのを発見した。沢さんは政界入りする前まで、四谷三丁目まで徒歩数分の東京都新宿区愛住町の自宅マンション(写真1[LINK]写真2[LINK])に住んでいた。午前1時、死因は虚血性心不全で、享年66歳。


さらに、私の妻の母親[LINK]は、1999年12月31日、アマノビル2階の風呂場で亡くなった。死因は、虚血性心疾患(写真1[LINK]写真2[LINK])。生前引っ越して来てから、近隣の深夜・早朝の風呂場での大声、何かを叩く金属の騒音、5時過ぎにゴミ車が立てる騒音、また、チェーンを引く騒音に悩み続けていた。妻の両親と愛犬が相次いで亡くなり、ひとりになった妻は、私に、あなたがいなかったら孤独死していたかもしれないと言い、しきりに感謝している。
妻の亡き両親
禺画像]
禺画像] 妻の母親を除いたいずれのケースでも、生活の本拠における一人住まいの女性の死であり、死に至る原因や経過はあるものの、不明のままに終わる。大原さん、飯嶋さんの死後はマスコミ報道がなされたが、プレイガールの「あねご」役など多才ぶりで一世を風靡(ふうび)した沢さんの報道はほとんど見られずひっそりと済まされた。

彼女たちの死後、マスコミに登場して、故人の悪口を言う方々も散見されるが、生きているとき本人に言えばよいのであって、死後の「死人に口なし」の状況では慎まれるのがよかろうと思う。

一人住まいの女性は、特に、組織的ハラスメント、近隣トラブルに気を付けて、精一杯長生きしてもらいたいと願っている。

[組織的ハラスメント]
[近隣トラブル]
[騒音]

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