名を名乗れ
2010-01-31


名を名乗れ
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趣味である囲碁の「最新情報」を得ると同時に、ホットな対局の「解説」を楽しむために、NHK・BS2「囲碁・将棋ジャーナル」を視聴している。
禺画像] フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、総合司会者は伊藤博英アナウンサー、澗隨操司[LINK]アナウンサー、堀伸浩アナウンサーで、澗隨操司アナウンサーは2008年6月〜となっている。

澗隨操司アナウンサーをはっきりと認識したのは2009年3月14日の番組だった。というのも、印象が強烈だったからだ。また、この「囲碁・将棋ジャーナル」は、レギュラー番組とは程遠い存在で、年末年始など、突然「俳句特集」や他の番組に取って代わられ、放送がなかったりしていたし、1週置きに伊藤アナウンサーとの交代制だったりするから、澗隨アナウンサーになかなか当たらなかったのかも知れないが。

「囲碁・将棋ジャーナル」において、澗隨操司アナウンサーは、名乗るわけでもなく、画面に名前は表示されているのだが、漢字が難しいので読めない。全国放送で、ご自分の名前も言えないのでは、司会者として相応しくないと考えた。しかも、もう一人の伊藤アナウンサーは、読みやすいご自分の名前を話されてもいる。そこで、「視聴者の意見を聞いて番組担当者に伝える」という機能があるとされている「NHK視聴者センター(0570−066066)」に3月14日当日早速電話をかけてみることにした。

「伊藤アナウンサーと澗隨アナウンサーが交代で担当されているようですが、伊藤アナウンサーは最初にお名前を言われるのですが、澗隨アナウンサーはご自分のお名前も話されず、「澗隨操司」だけが表示されますが、ふりがなが表示されないのでどなたかもわかりません。お名前を話して頂きたい。かなわなければ、ふりがなをお願いします。」と伝えた。3月17日には、NHK宛に、電話内容と同じ意見を電子メールで送信した。

3月以来、私の意見は無視されたままになっていた。ところが、5月7日になって、たまたま観たNHK総合テレビ午前の番組「ふるさと一番江戸ゆかたの染物師」の冒頭で、アナウンサーの「澗隨操司」と名乗られたので、すぐに視聴者センターに電話した。番組担当者とご本人に伝えるとのことだったので、翌々日の9日は「囲碁・将棋ジャーナル」の放送を楽しみにしていたところ、この日白字は表示されないし、澗隨アナウンサーは名前も名乗られなかった。そこで、3度目の電話をした。すると、電話中、番組開始6分後に、やっと「澗隨操司」との白字が遅まきながら表示されただけだった。

「囲碁将棋ジャーナル」は、小学生のお子さん方も多数視聴する番組である。だからこそ、お名前が難しくて読めない場合には振り仮名をつけるか、ご自分で名乗られるかされるのが当然だと思う。

5月23日の放送では、堀伸浩アナウンサーが登場され、きちんと、お名前を話された。

そして、6月13日放送の番組冒頭で、やっと「NHKのアナウンサーの澗隨操司(かんずいそうし)です。」とご自分のお名前を話され、また、映し出されたお名前の上にもひらがなが振られていた。3月14日にNHKの窓口に「名前を発言されるか、名前に振り仮名をつけるかを希望する」との電話を掛けてからこの日やっと改善された。改善するまでに3か月を要したことになる。

2010年になっても、1月30日放映の番組冒頭で、同じ状況が続いていることに安堵させられた。


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