店舗店員の犯罪?
2010-12-31


店舗店員の犯罪?
(青の太字をクリックしてください。写真等が閲覧できます。)

増加する万引きの防止策として、店舗側がすべての被害を警察に届け出やすくするため、警視庁は平成21年10月21日、被害届提出などの手続きを簡素化することを決め、11月1日から実施したようです(「石川和夫の流通業界ウォッチング[LINK]」)。

警視庁ホームページ[LINK]では、"万引きは犯罪です!"、"STOP万引き"とキャンペーンしています。そして、「万引きは『窃盗罪』にあたり、この罪を犯すと、50万円以下の罰金、または、10年以下の懲役と罪が決められていて、大変重い罪であるといえます。」と記載されています。

とろこで、逆に、店舗店員がお客に対して、金銭あるいは品物を詐取した場合はどうなるのでしょうか。実例を挙げます。

ファミリーマートA店でのこと。中国人風の若い女性店員。購入してもいないタバコ・マイルドセブン2個600円をレジ入力し、600円の過剰請求。レシートにも記載されていたから、よく見ればその場での発見も可能ではありました。後日返金されましたが、詐欺的行為。通り一遍の謝罪の言葉のみ。

小田急百貨店B店でのこと。レストランで食事し、1万円札で清算するが、釣銭の内5000円札を出さない手口。若い男性店員は、1000円札数枚の上にレシートを乗せ、さらにその上に小銭を乗せて手渡しました。受け取ってそのままポケットにでも入れれば完全犯罪の完成。レシートが妨げとなってお釣りの札がよく見えない。その場で5000円札の不足を指摘して事なきを得ました。お客様相談センターに電話すると、「テナントとして入ってもらっている」と店舗の店員を庇いました。

伊勢丹C店でのこと。わかりやすく1枚1000円の商品券を数枚カウンターに並べながら重ならないように置きました。すると、若い女性店員は、一端商品券を重ねた後で数え始めました。そして置いた枚数より1枚足りないと主張しました。1000円掠め取ろうとの魂胆か。2枚を重ねて一度に数える手口。そんなことはないと正当性を主張すると、しぶしぶ認めました。傍にいたもう2人の女性店員は見て見ぬ振り。

複写店D店でのこと。コピー機を借りて複写を済ませると、若い男性店員の○○○枚いくらですとの請求の声。しかし、枚数が多すぎると指摘すると、カウンターの見間違えだと主張。500円程度も多く請求されたケース。

スーパーE店でのこと。レシート記載のお釣りが100円少ない。お釣りが自動でレジから出て来るのに、100円玉を取り忘れ。100円不足を指摘しました。

セブンイレブンF店でのこと。レシートは正しいのですが、レジ袋に買った商品を入れない手口。中国人風の若い女性店員が、レジ袋2個とレシートを手渡すが、カウンターには買った商品2個が置き去り。指摘すると謝罪。同日、店長にも電話連絡。

ホームセンターG店でのこと。レシートは正しいのだが、釣りの100円玉1個渡しを遅らせる。

スーパーH店でのこと。豆腐を1個購入したのに、2個の請求をする手口。指摘すると責任者の謝罪。

スーパーI店でのこと。「生しいたけ」が請求されずに、「みょうが」が請求されました。後日、指摘すると責任者の謝罪と「みょうが」代金の返金。

伊勢丹J店でのこと。250円の商品を購入し、1000円札を差し出すと、お釣りがたったの250円。「お釣り」と主張すると、「保冷剤?」と発言する中年女性店員。さらに「お釣り!」と主張すると、すぐさまレジを開けて500円玉を取り出しました。責任者に連絡し現場に戻ると、本人は休憩をとり逃げていました。店員は「確認ミス」を主張しました。両者の謝罪あり。


続きを読む

[正論を通そう]

コメント(全1件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット